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2013年3月24日日曜日

第25回東北遠征レポート(3月23日,24日 陸前高田「希望の笑顔 写真展」

●いざ、「希望の笑顔 写真展」へ(3月22日(金))
明日からの2日間、「希望の笑顔 写真展」が始まります。
「希望の笑顔プロジェクト」で、ぼくが絵本を読んでいるときの、子どもたちの笑顔を写真撮影した中から、30点を選び展示します。
そのため、朝、三重を出て、今日中に陸前高田まで移動。
三重からぼく、新人のりょうすけ。東京から、理事の浅井さん、浅井さんのお嬢さん。長野から長野しんちゃん。東京からナンちゃん夫妻が、スタッフとして参加。
思えば2年前、手探り状態の中で、被災地で一緒に活動したのが浅井さん。
夜、明日の写真展を迎えられることに、浅井さんと乾杯しました。

●「希望の笑顔 写真展」初日(3月23日(土))
さあ、「希望の笑顔 写真展」のはじまりです。
会場となっている陸前高田市役所に向かいます。
会場レイアウトの案はできていますが、実際にやってみないとわかりません。
気合いを入れて、いざ、準備! と思ったら、向こうから、見覚えのある人たちがやってきます。今日、ここにいるはずのない人たちです。
なんと、地元•三重県菰野町の保育園の高木園長先生と5人の保育士さんではないですか! 夜通し、1000キロをぶっ飛ばして、お手伝いにきてくれたんです。
ぼくをびっくりさそうと思って、秘密にしていたそうです。
もう、ぼくは何が起こったのかわからず、驚き、感動し、「あかん!」と言いながら、涙ぐんでしまいました。
放心状態のぼくは、会場のセッティングをするための指示もままならず、ほとんどすべてを、会場にいる皆さんにやってもらいました。
陸前高田の課長さんは、自ら軽トラックで荷物を運んでくださいました。
さらに、会場には、菰野町の仲間、陸前高田の仲間から、花が届いていました。
その間、ぼくはずっと放心状態でした。


みんなが準備中なのに、放心状態のしんちゃん。


飾りつけは、すべて菰野町の保育士さんたち。


どの並びが見やすいかなあ。


ステキなお花とウェルカムボード。

午後1時開場。
会場には、30点の写真と、この2年間の陸前高田での取り組みをまとめたビデオ「絵本で笑顔を届けます!」も上映します。
陸前高田の友人たちが、続々と来てくれました。
ビデオを見て、涙しながら、「ありがとう」と握手をした人もいます。
子ども連れで来てくれる人たちも続々。
子どもたちは、「しんちゃん!」と、とても喜んでくれながら、自分やお友だちの写っている写真を見ては、喜んでくれていました。
陸前高田に来ていた、知多市商工会の皆さんも来てくださいました。スギちゃんの仲間たちでもあります。
そして、人の出入りも少なくなった夕方、陸前高田の課長が来られ、じっくりとビデオを見てくれました。涙ぐんでおられました。

今日は、ぼくは、一日中、感動で心がビーンと痺れっぱなしでした。
菰野町の先生方は、用事があるため戻らないといけません。
夜に、陸前高田を出発。なんと、陸前高田 日帰りの、サプライズ弾丸ツアーです。
本当にありがとう。
そして、今日、来てくださった皆さん、ありがとう。ほんとに、ほんとにありがとう。


ヒロシさんが来てくれました。


かんこちゃんも来てくれました。


陸前高田の保育士さんたちも来てくれました。


じっくりと希望の笑顔を楽しんでくださっています。


知多市商工会の皆さんも来てくださいました。


菰野町の保育士さんと陸前高田の課長さん。


菰野町の保育士さん、ありがとう。このあと、菰野町にとんぼがえり。

●「希望の笑顔 写真展」最終日(3月24日(日))
日帰り弾丸ツアーで来てくださった、菰野町の先生方から、朝、無事帰着の連絡を受け、ホッ。
さあ、今日は最終日です。
午前と午後に、ぼくの読みあそびライブもあります。
午前10:30分から、1回目の公演。
会場は人がチラホラ。15分前になっても同じです。
ところが、5分前から、子どもたちの声が会場の外から聞こえます。
続々と来てくれました。
子どもも大人も、「しんちゃん!」と声をかけてくれるだけで、既にぼくはウルウルモードです。
保護者の皆さんも、初対面とは思われないくらいのにこにこ顔で来てくださいました。
知っている人も、子ども連れで来てくださいました。
読みあそびライブが始まると、会場は爆笑の渦。
保護者の皆さんには、「この笑顔が、あの写真なんです。つまり、希望の笑顔なんです」と説明。

午後の部も、大盛り上がり。当然、人が変われば雰囲気も変わります。その時々の雰囲気をまとめていくのが、ぼくのやり方。
子どもたちの笑い声とともに、大人の人たちの笑い声も、会場のあちこちに響いていました。

日頃、お世話になっている園長先生や保育士さん、建築士さん、写真屋さんなど、いろんな人が来てきださって、笑い、そして、ビデオを見て涙してくださいました。
ぼくも、何度も泣きました。一緒になって泣きました。
みんな、それぞれに深い思いがあるんです。


2日目も大盛況。


ひろとしさんも来てくれました。


読みあそびライブは、会場が爆笑の渦。


子どもたち、大喜び!


大人も笑顔!


子どもも笑顔!


ビデオは、多くの人が涙ぐんでいました。


絵本摘み取りコーナーも大にぎわい。


みんな、よく来てくれたね。ありがとう。


ありがとね。

2日間の入場者数は220名。
陸前高田市の人口の1%強です。
大成功です!

来てくださった皆さん、応援してくださった皆さん、本当にありがとうございました。ペコリ。

会場の片付けをしながら、課長とは来年度の打ち合わせをしました。
今回の写真展は、こお2年間の総決算であるとともに、新たなスタートでもありますからね。

夜は、いつも宿泊でお世話になっている鈴木旅館で、関係者の方々と打ち上げ。
「感謝」の一言に尽きます。


みんな、ありがとう!!!

最後に、この半年間、ぼくに同行して撮影をしてくれた、しげちゃんこと大友重隆さんに感謝です。


ブックドクターしん

6 件のコメント:

  1. にしむらなおみ2013年3月25日 16:18

    皆さんの笑顔が、さらに広がっていくことをお祈りしています。

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    1. 西村さんのおかげで、陸前高田災害FMの方ともお会いすることができました。その方がおっしゃっていました。「にしむらさんは、1回だけの出演なのに、ずっとつながってくれているんです」と。
      すごいです!にしむらさん!

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  2. お疲れ様でした。
    しんさんのつないできた人の輪が作り出した
    ステキなえがおですね(*^_^*)
    何回も読んでしまいました。

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    1. 笑顔がいっぱいの中で、うれしくて、切なくて、何度も泣いた、「希望の笑顔写真展」でした。応援、ありがとね。

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  3. お疲れ様でした!!我が息子小6になります。楽しかった~♬と旦那に説明してました。お願いのポーズもしっかりとパクッています(*^_^*)やはり見に行って良かったです。楽しい時間はあっという間でした。本当にありがとうございました。

    ・・・後ろ姿ですが、しんちゃんのブログに載れました!

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    1. MAKIちゃん、来てくれてありがとう!
      息子さん、ずっと笑ってくれてたね。うれしかった〜!
      みんなの笑顔はサイコーだ!
      感謝の気持ちでいっぱいです。

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