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2014年6月27日金曜日

『官僚に学ぶ読書術』、『ドキュメント宇宙飛行士選抜試験』

昨日は東京で一泊。
今日は午前中に出版関係のミーティング。
せっかく東京に来ているのだから、ムダにはしません。会える人には会って、詰めるところは詰めていきます。

夕方、三重に戻ってきました。
新幹線の移動だったので、2冊の本が読めました。
陸前高田市の久保田崇副市長の『官僚に学ぶ読書術』、おもしろかったです。
官僚の方々のすさまじいまでの読書量、仕事量に鳥肌が立ちました。
とても興味深かったのは、「ヒト・モノ・カネ」の「モノ」に対する考え方。
「モノ」を物理的な「物」だけではなく、「思考のフレームワーク」やそれを表現する「書く力」などの技術も「モノ」として捉えているところは、なるほどと思いました。


『官僚に学ぶ読書術』(久保田崇・マイナビ新書)

同時に読んだのが、『ドキュメント宇宙飛行士選抜試験』。
NASDAの宇宙飛行士の選抜試験にNHKが密着取材したドキュメントです。
最終選考の試験は、閉鎖空間で共同生活をする中で、課題を与えられます。
できないではすまない。あきらめないで、リーダーシップとフォロワーシップを発揮して、何とか解決しようとする姿勢を試されたり。
苦難を乗り越えて地球に生還したアポロ13号がいい例になっているようです。
久保田副市長の、官僚の仕事にしても、政策づくりにあたって、知らないでは済まないので、それがすまじい読書量につながっているようです。
どちらの本からも、責任感の強さ、真摯に仕事に取り組む姿勢は、共通したものを感じました。


『ドキュメント宇宙飛行士選抜試験』(大鐘良一、小原健右・光文社新書)

足元にも及ばないけど、おいらも、がんばらねば。


ブックドクターしん

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