これ以前は、「しんちゃんの舞台裏日記」をご覧ください。

2014年10月19日日曜日

第9回かもしかハーフマラソン 満身創痍で完走!

第9回鈴鹿山麓かもしかハーフマラソン
朝6時半に、膝の調子を確認するために、家のまわりをかる~く走ってみました。
「あかん、痛い。」 全然、よくなってない。
でも、走る前からあきらめたくはない。
テーピングで固めます。これで、走れるところまで走ります。

スタート!
膝に痛みを感じながらも、1キロ6分ペースで走れています。
ただ、8キロ過ぎたあたりから、痛みをカバーしながら走っているので、右足がガチガチになり、急にペースダウン。
そこから、きつい登り坂です。
痛いわ、しんどいわ、暑いわで、ほんとにつらかった。
やっと下り坂ですが、下りの方が膝が痛いんです。

そして、鬼門の17キロ地点。
この地点を2時間以内に過ぎないと、バスで回収されて、完走できません。
だから、ゆっくりと完走というのはできないんです。
何とか完走はしたい。しかし体が言うことを聞いてくれません。
そのとき、なぜか以前に勤めていた会社の社長の言葉を思い出しました。
「成功する秘訣って知ってる? あきらめないこと」
何としてでも完走するぞ、と自分にムチ打ちながら走りました。
バス回収の2分前に17キロ地点を通過。
これで完走できる!

この頃には、かなり膝が痛くなってきて、ゴールまでびっこを引きながらトボトボと走りました。
20キロ地点で、ぼくの50メートル先に、男性ランナーが倒れて「痛い!痛い!」と叫んでいます。
両足がつったようです。
今日は暑いから塩分が不足して、足がつる人がとても多かった。
駆け寄って、両足を伸ばしてあげましたが、下手をするとぼくもつりそう。
二重遭難になってしまいます。
ぼくがつらないように、慎重にしゃがんで足をのばしてあげて、スタッフの人を呼びました。
これに数分、時間をとってしまったので、2時間30分以内にゴールすることは難しくなりました。
まあ、いいさ。
残り1キロ。顔をゆがめつつ、びっこを引きながら、みっともない走り方でしたが、完走できました。
2時間32分03秒。

毎回、参加していますが、今回が一番しんどかったです。
もう歩くのもままならない。
家は近いんだけど、歩けません。嫁さんに車で迎えにきてもらいました。
参加賞の万古焼のコップは、嫁さんにプレゼント。ちょうど今日が誕生日だし。

膝はかえって悪くなったかもしれないけど、とっても大きなものを得たように思います。
完走という結果に徹底的にこだわる。そのためには、あきらめない。
これが体にしみ込みました。

毎年、とても気持ちのいい対応をしてくださるスタッフの皆さんに感謝です。
これだけ大勢のボランティアスタッフの方々が関わっているのに、気分を害したことは今まで一度もありません。
菰野町の自慢ですね。
今年も、ありがとうございました。


このあたりは、まだ少し余裕があります。


暑さがつらさに拍車をかけます。


給水も、みんな地元のボランティアスタッフです。


絵本を読む人・しんちゃん

0 件のコメント:

コメントを投稿